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霊椿山大照院は臨済宗の寺院で、荒廃していたものを2代藩主綱広が亡父の初代藩主秀就の菩提所とするために、承応3年（1654）から明暦2年（1656）にかけて再建。隣接する大照院墓所は国指定の史跡で、秀就以下2代から12代までの偶数代の藩主と夫人及び一族と秀就に殉死した7藩士の墓石があり、墓前には藩士が寄進した石灯籠が600数基ある。書院前の紅葉が見どころの一つ。

【所在地】

山口県萩市椿4132

【開催場所】

大照院

護国山東光寺は、元禄4年（1691）に3代藩主毛利吉就が萩出身の名僧慧極を開山として創建した全国屈指の黄檗宗の寺院で、大照院と並ぶ毛利家の菩提寺である。総門、三門、鐘楼、大雄宝殿はいずれも国の重要文化財に指定されており、名刹の面影を残している。本堂裏の毛利家墓所は国指定の史跡となっている。秋には、モミジ・イチョウが楽しめる名所。

【所在地】

山口県萩市椿東1647

【開催場所】

東光寺

椿八幡宮は鎌倉時代、後嵯峨天皇の時代の1243年に長門守護職であった佐々木四郎高綱が源頼朝の命を受け、相州鎌倉にある鶴ヶ岡八幡宮の分霊として祠を川上村立野に建立したのがはじまり。その後、1314年に地頭の三好康久が現在の地に小宮を建て、1427年、1583年に再造営した。イチョウの巨木（5本）が色づく姿が圧巻。

【所在地】

山口県萩市椿3713

【開催場所】

椿八幡宮

応永17年当時の守護代、鷲頭弘忠創建と伝わる曹洞宗屈指の名刹である。また、室町時代に西国の覇者として山口に栄華を極めた大内氏の終焉の地としても知られている。春は桜、秋は紅葉の名所としても知られている。紅葉は、近年11月15日ごろには見頃を迎えている。紅葉にあわせて夜間ライトアップが行われる予定。

【所在地】

山口県長門市深川湯本1074

【開催場所】

大寧寺

萩藩の御用商人をつとめていた菊屋家。菊屋家住宅（国指定重要文化財）は、現存する町家としては最古の部類に属し、400年の歴史がある。毎年、新緑の美しい時期と紅葉の時期に、普段は非公開の美しい新庭が特別に公開される。この新庭は、明治から昭和期にかけて大規模な作庭を行い現在の庭となったもので、約500坪の面積の枯山水様式の回遊式庭園。秋の色鮮やかな庭園散策を楽しもう。

【所在地】

山口県萩市呉服町1-1

【開催場所】

菊屋家住宅

科学技術史資料コレクター故・小川忠文氏（1940～2022）がおよそ60年にわたって収集した資料の中から、幕末維新に関わる資料をセレクトして展示する企画展。幕長戦争の絵巻物、幕末の錦絵といった貴重な資料から、幕末維新期の長州萩藩の動きが見えてくる。ぜひ会場で「本物」を見て、幕末維新の躍動を実感してみよう。

【所在地】

山口県萩市堀内355

【開催場所】

萩博物館

昭和50年（1975）、萩市川上地域に治水と水力発電を目的とした阿武川ダムが完成し、それにともない多くの人が故郷を離れることになった。地域の勤勉なくらしを伝える山仕事や川漁にかかわる民俗資料や多数の写真資料から、引き継ぎたい「ふるさと」について再発見する。

【所在地】

山口県萩市堀内355

【開催場所】

萩博物館

長門市くじら資料館では、古式捕鯨に関する貴重な史跡や文化財などが残る「古式捕鯨の里 通（かよい）」をより多くの人に知ってもらうために、定期的に企画展を開催している。今回の企画展は「クジラから見る食文化」。縄文時代からおよそ1万年に渡って関わってきたクジラと日本人。今回の企画展では、クジラと日本人の関りの歴史や、その関わりから生まれた日本特有の食文化を紹介していく。

【所在地】

山口県長門市通671-17

【開催場所】

長門市くじら資料館

幕末の志士たちを数多く輩出した美しい町、山口県萩市。来る12月7日(土)、山口県ゆかりの声優陣がこの地に集い、萩が生んだ「幕末の風雲児」のドラマを語る。歴史が今も息づく聖地で、志士たちの鼓動を感じる特別なひとときをお楽しみに。

【所在地】

山口県萩市江向495-4

【開催場所】

萩市民館

深川六郎右衛門尉氏實が、創建と伝えられる浄土真宗の寺。例年11月中旬～12月上旬にかけて紅葉が見ごろを迎え、紅葉で色づく木々は鮮やか。

【所在地】

山口県長門市俵山1228

【開催場所】

西念寺