クリムゾン・ギルト Crimson Gilt ―ヴィンセント・ライタス個展―

三カ国をつなぐインスタレーション展

18世紀に沈没した船「アムステルダム号」をモデルとしたインスタレーション展。天井から吊り下げられた千本以上の布で作られ、前面はゴールド、背面は深紅に彩られている。観客は作品の中央を歩くことで色の変化を体験する。会期終了後、ジャカルタおよびアムステルダムへと巡回展示される。日本、インドネシア、オランダという異なる視点が交差する〈共有されたが対立する歴史〉を交換し、歴史を見つめ直す展覧会。