篠原踊

奈良県無形民俗文化財指定の歴史ある行事

昔、篠原地区周辺を困らせたオオカミの退治のため、村中総出で氏神様に踊を奉納、願いがかなって以来踊り続けられていると言われている。他説では、農作物への獣害がオオカミによって守られたことに対する感謝の踊ともされている。昔は鎮守の天神社に奉納したあと余興としてお寺でも踊られていた。現在は保存会により、天神社で1月に奉納される「梅の古木踊」「世の中踊」「宝踊」の3曲（式三番）の他14番余りを伝承している。